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【参考】以前出ていた精神起因の諸症状と現在について

2023年4月9日

強い日差し
私は、潜在意識に入って自己否定的な観念を外すことに、数年間かけて集中して取り組みました。
その結果、それまで長年続いていた、精神起因と思われるような、様々な症状が出なくなりました。

そのため、ご参考になればと思い、以下にて紹介させていただきます。

当サイト内で提示している、自分と向き合うための各メソッドは、医療行為ではありません
医学的診断や治療を要する状態の方は、必ず医療機関を受診いただきますよう、お願いいたします。

以前出ていた、精神起因と思われる症状

①うつ状態の反復

一、二ヶ月に一度くらいの頻度で、数日から一週間程度、うつ状態になるということを繰り返していました。
まったく起き上がれなくなるため、その間は当然仕事もできず、だましだまし調整していました。

今思うと、病院にかかれば診断書を出してもらうこともできたような気がしますが、当時は「長期的ではないから病気ではない、ただの気分的なもの」と軽く考えていました。
そして、自分をねぎらったりいたわったりするでもなく、あまつさえメンタルが弱くて困る、本当に面倒な人間だと、自分のことをつくづく鬱陶しく感じていました。

現在では、こういった症状は一切出ていません。

 

②自傷行為・希し念慮

直接的に自分の体を傷つけるというよりは、わざと自分の身を危険に晒したり、傷つける可能性があるようなことをする傾向がありました。

そして、いつも「幸せになることには興味がない、とにかく早くなくなりたい、その前にせめて人の役に立つことをして贖いたい」と考えており、最速最短で何か社会貢献をしてからなくなることを、人生の目標にしていました。

今振り返ってみると、かなり不健全な精神状態だったと思いますが、当時は、「私は元々そういうタイプの人間なのであって、人に理解されなくてもいいから放っておいてほしい」と思っていました。

今では、「自分を幸せにしてあげたい」「自分の夢を叶えてあげたい」といった、健全な願望を持ちながら生きています。

 

③イライラ・ヒステリー

基本的に怒りっぽく、すぐ頭に血がのぼっていたので、自分はそういう性格なのだと思っていました。
しかし、今思えば、頭の血管が切れるのではないかというような強い怒りを頻繁に感じるのは、健全な状態ではありませんでした。

しかも、外では極力感情を出さないよう気をつけていた分、自室では、度々悲鳴のような叫び声を上げたり、物を投げて暴れたりしていました。
今ではそんなことをしようとはまったく思わないので、相当感情が鬱屈していたのだと思います。

 

④依存・過食

依存にも様々なものがありますが、私の場合は、甘いものがやめられなかったり、恋愛依存の傾向が強かったです。
一人分とは思えないような大量の甘いものを買い込んで、動けなくなるまで食べてしまうこともありました。

これらはまさしく、何かを使って満たされなさを埋めようとする行為そのもののように思います。

今でも甘いものは好きですが、自然とそこまで求めなくなり、異常な食べ方をすることはなくなりました。

10代後半ぐらいからずっと、体重は基本的に40kg台後半で、多いときは50kgを超えることもありました。
しかし、それがいつの間にか自然と落ちていき、現在は40kg台前半となりました。

 

⑤不安・パニック・過呼吸

「絶対に失敗してはいけない」「物事を完璧にこなさなければ」といった、強い焦燥感や恐怖心に駆られることが、よくありました。
そして、度々パニックや過呼吸を起こし、それが人前の場合は、そっと誰からも見えない場所へ移動し、落ち着くまでやり過ごしていました。

現在では、多少不安になることはあっても、パニックや過呼吸の症状が出るということはなくなりました。

 

⑥強迫観念

玄関の鍵がしっかり閉まっているのかがもの凄く気になって、何度も確認してしまう時期がありました。
寝ている間に誰か入ってくるのではないかと、不安で飛び起きてしまうということもありました。

今でも怖がりではありますが、現在では、そのような強迫観念に駆られることはなくなりました。

 

⑦潔癖症

物理的にも潔癖で、それは今でもそうなのですが、以前は、精神的な潔癖が強かったです。
「間違っていること」や「卑怯なこと」がどうしても許せず、「正しさ」にこだわり、自分とは関わりのない人物や社会問題にすら、強い憎しみを覚えていました。

これは、根本的には、自分自身を許せていなかったがために起きていた感情でした。

 

⑧吐き気

自分を抑圧し、無理して対応しなければならない相手と会った後、度々吐き気に見舞われていました。
そして、その症状が数日間続くこともありました。

当時は、そのような対応を取らなければならないことも大人として当然のことであるとして、そこまで重く受け止めていませんでした。
しかし今となっては、何故わざわざそのような人間関係を継続する努力をしていたのだろうかと思います。

 

⑨フラッシュバック

過去の嫌な経験と感情を不意に思い出すことが度々あり、臨場感を伴うので、物凄く嫌な気分になって落ち込むということを繰り返していました。

今になってみると、それは、私をさいなむためではなく、私に癒やされたいがために出てきていたのだと感じています。

 

⑩涙が止まらない

一人になって布団に入ると、毎晩のように、涙が流れて止まらなくなる時期がありました。

結局のところ、これも、自分の中に抑圧してしまっていた感情の発露だったのだと思います。

 

精神起因の不調について、覚えておいていただきたいこと

自分の感覚を軽く流してしまわないこと

日常生活に支障が出ているにもかかわらず、私は、これらの症状を長年放置していました。
すると、そのような積み重ねの結果なのか、上記とはまた別の、これまた放置し続けてきた、内臓の痛みや貧血などの症状が、ここ数年で急激に悪化してきました。

そのため、やっと総合病院で精密検査を受けたところ、根治できない内臓疾患を抱えているという診断が下りました。
私は、そうなってからやっと、自分の心と体の声に耳を傾け、寄り添うということを始めたのです。

どうか、自分の感じる違和感に対して、見て見ぬふりをしたり、軽く流してしまったりはしないでください。
些細なことであっても、あなたの感覚や直感は、自分自身からのメッセージです。
よく耳を傾けて、しっかりと汲んであげてくださいね。

 

自分の感覚を軽視してしまっていた原因

私がこれらの症状を放置してしまった理由は、「まったく生活できないほどではないので、大したことはない」と思っていたからなのですが、そのように自分の感覚を軽視してしまった原因は、以下のような点にあります。

 
弱さや甘えなど、許されないと思っていたから

以前の私は、潜在意識にかなり強固な罪悪感や自責の念が存在しており、それに準じて自分を罰したり律したりするために、自分をひたすらさいなみ、苦しめるような行動ばかりとっていました。
それが「正しい」行いなのだと、無意識に信じていたのです。
そのような仕打ちによって抑圧された感情が溜まりに溜まって、様々な不調として表れていたのだと思います。

あまつさえ、そういった症状についても、「正しい行い」に耐えられないのは自分が弱いから、甘えているからであり、弱さを克服できないのは恥ずべきことであると、自分を責めていました。
そして、対外的には「ちゃんとした人」でいなければならないと、誰かに相談したり、弱音を吐くことも許しませんでした。

そのようにして、自分に寄り添うことなく厳しくあたり、追い詰めていたことによって、私の内側はいつの間にか、どんどん疲弊していっていたのです。

 
心を閉じて、痛みや苦しみに鈍感になっていたから

そのような、自己否定による痛みや辛さを感じないようにするため、私は、無意識に自分の心を閉じてしまっていました。
そのため、顕在意識では、自分がそこまで悲しみや苦しみを抱えているという自覚がなく、自分にはさしたる問題はないとすら思っていたのです。
様々なトラウマがあるのだろうということはわかっていましたが、大人になったのだから強くなったし、克服できていると思っていました。

しかし、大人になったからといって、潜在意識の否定的な観念が変わるわけではありません。
一度潜在意識に生まれた観念というのは、変えるまで、ずっとそのまま持ち続けることになります。
そして、自身をさいなみ、苦しめ、痛めつけ続けるのです。

つまり、自分に身につけさせたコミュニケーションスキルや社会性によって表面的なつじつまを合わせて、内面の痛みに蓋をしてただ感じないようにするだけでは、根本的な問題は、何も解決していなかったのです。

 

精神や意志が弱いせいではない

以前の私は、ただでさえ自己肯定感が低いのにもかかわらず、これらの症状によって、「自分は精神や意志の弱い、駄目な人間なんだ」「社会不適合者なんだ」といった罪悪感や無力感が上塗りされていくという、悪循環に陥っていました。

しかし、今思えば、私の意志は弱いどころか、相当に強固だったのです。
潜在意識にそれほどの「強い自己否定の意志」があるがゆえに、そのような状態に陥っていたというわけです。

ですから、以前の私と同じような方がいらっしゃるなら、決してご自身を責めないでいただきたいです。
まずは、自分に無理を強いることはもうやめて、痛みや苦しみにしっかりと寄り添って、頑張ってきたことをねぎらってあげてください。
また、ご自身の状態を客観的に見て、緊急性の高い症状については、医療機関を受診し、治療を受けるようにしてくださいね。

そして、長期的な視野から、潜在意識を癒やしていくことを考えてみてください。
ご自分のペースで良いので、少しずつ取り組んでみてくださいね。

 

あなたを救えるのは、あなただけ

私には、あなたの気持ちがわかります。
でも、もう我慢はしないでください。
今の状況は、どうしようもない、仕方のないことではなくて、必ず変えることができるのです。

暗闇の中にいるように思えても、救世主は、必ずあなたを迎えに来てくれます。

それは、あなた自身です。

あなただけが、あなたを救うことができます。

あなた自身が、あなたにとっての希望の光なのです。

だから、このまま諦めてしまわないで、あなたが助けに来てくれるのを待っているあなた自身のために、どうか、一歩を踏み出してくださいね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。
あなたの人生を、いつも信じています。

 

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